昨季大躍進の立正大が待望の今季初勝利…杉田守監督「ブレずに戦う」

[JR東日本カップ2020第94回関東大学サッカーリーグ戦1部・第3節/桐蔭横浜大学 1-2 立正大学] 取材・文=柿崎優成

 昨シーズンはリーグ戦で3位、総理大臣杯とインカレに出場と躍進を果たしながら、今シーズンは開幕2連敗と躓いてしまった立正大。良い試合内容を見せても結果が伴わず、歯がゆい思いをしながら今節の桐蔭横浜大戦を迎えた。

 23分に先制を許す苦しい展開。しかし、1試合をとおして狙い続けた形から逆転勝利を手繰り寄せた。「前線の守備からショートカウンターを狙うのはウチのスタイル。スタートから相手のサイドをうまく崩そうと言い、そのプレーが後半に入ってようやく実った」(杉田守監督)。52分と62分に坂井剛がゴールを挙げ、スコアをひっくり返した。

 2016シーズンまで東京都リーグに所属していた立正大は、関東2部を経て昨シーズンに創部初の関東1部リーグを経験し、Jリーグ内定選手も年々増えるなど目覚ましい飛躍を遂げている。守備から入るスタイルを徹底的に磨き上げ、結果を残しながら自信を深めてきた。

 リーグ戦でのさらなる上位進出や、昨シーズンはベスト8に終わった総理大臣杯、インカレでのリベンジを目標に掲げていた今シーズン。だが、新型コロナウイルスの影響で総理大臣杯は中止となり、インカレは今シーズンのみの特例レギュレーションで代替大会が来年1月に開催予定となっている。同大会は関東地域に9校の出場枠が設けられており、立正大も当然、出場を目指している。

「今年は特殊な大会になる。それを念頭に置きながら全員で取り組み、ブレずに戦っていきたい」(杉田監督)

 リーグ戦の集中開催、無観客試合など例年にない状況での戦いが続くが、立正大はスタイルを崩さず、チーム一丸となって突き進む。